上図の写真は、左上から製紙パルプ向けやサイディング向けのチップ、建築未利用材でエコグッズの原料となるスギ材、左下は、ボイラー用の原料となるスギかんな屑、右下は、ボイラー用の燃料となる建築未利用材
トライ・ウッドは総合林業会社と言われています。これは、原木の伐採から木材加工まで全てを自社で行う事ができるという意味です。伐採から木材加工までの事業を行う為には、高性能林業機械をはじめ、製材機械、木材加工機械の導入から各技術者の育成など、多くの困難があります。トライ・ウッドは、元々は森林管理を行う会社でしたが、原木価格の低迷により、自らあらゆる木材製品を製造、販売する事により、1本の原木の価値向上と山元への資金還元を行っています。
ちなみに、トライ・ウッドが生産している木材品は次の通りとなります。
・バーク堆肥(スギの皮を発酵して土壌改良材にしています。)
・製材品(柱・桁、製品の主力)
・加工板(家の内装)
・集成パネル(家の内装)
・チップ(パルプやサイディングの原料となります。)
・おが粉、プレーナー屑(家畜の敷料や一部はボイラー燃料となります。)
・エコグッズ(主として建材として使えない材料を使用します。)
・木質炊きボイラーの燃料(何にも使えない木材は、ボイラー燃料となります。)
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